片岡 英理子
入会2年目の2004年は、私自身いろいろあった年でもあり忘れられない1年でした。本当に、人生最大の幸せな年でした。
まずは、毎年恒例の総会が2月にありました。西尾秋風先生の一回忌追悼という事もあり、在りし日の先生を偲んでビデオの鑑賞会がありました。私は西尾先生とお会いした事がないので、お元気だったら今日会えたかもしれへんのになぁ、とすごく残念だったのを覚えています。先生のお弟子さん・白濱さんの、とても面白くて和やかな雰囲気の講演会がありました。お題は『淡海槐堂について』と、なんてマニアックな講演でしょうか。大阪龍馬会だからこそ聴けるお話でした。
春の行楽シーズンまっただ中で行われたイベントは、新撰組史蹟探訪・壬生編でした。当時は大河ドラマ『新撰組!』を放送していて、壬生界隈は大勢の人であふれんばかりでした。壬生寺や光縁寺は個人的に行った事はありましたが、前川邸は中には入った事がないので(と言うか個人では入れません)とても感動しました。
6月は別名『市中引きまわしの刑』大阪史蹟探訪・上町台地編でした。しかし、このイベントには私は参加していないのです・・・。ちなみに、このイベントに参加していればこの年はイベント皆勤賞だったのです。残念でしたわ。
10月の3連休のうち2日を使って鞆の浦・高梁ツアーがありました。鞆の浦では今も龍馬の存在を感じ取れる魚屋万蔵宅を見学し、高梁では山田方谷という誰なの?的人物を勉強し(だけど実際はとてもすごくて有名な人物)、海と山の自然が織り成すすばらしい日本の風景を観る事ができて、都会派の私にはいいリフレッシュにもなりました。またお泊りツアーに行きたいですね。
11月はこれまた毎年恒例の墓前祭でした。龍馬・慎太郎の墓前に手を合わせ、霊山のいろんな招魂碑も見ました。その後は紅葉見物でメチャメチャ人が多かった南禅寺、明治の元勲・山縣有朋の別荘だった無燐庵など、大阪龍馬会らしいバラエティに富んだコースでした。
最後になりましたが、「龍馬速報」100号発行本当におめでとうございます。私はその中のほんの一部しか読んでいないのですが、入会してから今まで毎回発行されるたびに楽しみで早く読みたくなってくるのです。いつも原稿を執筆して下さる事務局長はじめ幹事の方々、本当にお疲れ様です(私はたまに、ですから除外して下さい)。これからもよろしくお願い致します。
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