次に向かうは、『南禅寺』へ。この道のりが長かった!大阪龍馬会、恒例、交通手段は徒歩だぁ〜!!を慣行。「歩け!歩け!史跡に向かって音頭」を勝手に頭で唄いながら、自分で自分を励ます。それでもめげてきたら、京都在住Yちゃん、学生時代京都在住だったMちゃんに「まだ、着かないのかなぁ?」と恐る恐る聞くと、「知らない方が良いよ!」とお顔をこわばらせながら?のお返事に落胆。・・・うぐっ・・・なら、最後まで歩いてみせよう、ホトトギスだ・・・しかし、恐ろしく観光客だらけの道を、皆さんお魚ばりにスイスイかわして歩く。恐るべし、大阪龍馬会、会員の皆さん・・・。
『南禅寺』やっと、到着。とっても、急な階段を必死で上がって、ホッと一息。『絶景かなぁー絶景かなぁ〜〜〜!!!!』 宮部鼎蔵の下僕であった忠蔵が、池田屋事件前の六月一日、新選組に捕縛され、南禅寺山門に生き晒しにされたが、小川亭のテイ女が助け出したと言うエピソードがある(イベント冊子丸写しする)と。どうやって、助け出したんだろう???
次は『天授庵』に、到着。中に入ると、さっきまでの観光客の喧騒とはうって変わっての静けさ、「これぞ、日本の秋!日本の美・・・」紅葉に見とれるふりして?姑息に縁台に座る。事務局長さんに「何をのんびり、座ってる!」とのお叱り。のんびり休みたい気分を奮い立たせて、やはり、ここも墓地へ。
幕末の学者で維新政府の参議であった横井小楠、幕末の勤王詩人梁川星巌夫妻のお墓に合掌。終わって再び本堂の縁側では、事務局長Jrが紅葉と戯れる。紅葉の手で紅葉を掴んで口に入れ・・・。「にが〜☆」のお顔。か、かわいい!女性陣の顔がほころぶ。ご両親曰く「そうそう、そうやって身を以て苦いを知る。」
そう言えば、この前ユーミンのFMラジオで世界的に有名らしい、フランス料理人シェフが言ってたっけ・・・「人間の体で、味覚の【苦い】も必ず幼少期までに体験しなければいけない大事なこと。」だとか。そう、人生も味覚も苦いが大切なんだなぁ・・・。
しばし、天授庵で紅葉狩り。天を授かっている、庵?確かに、美しいお庭だったなぁ。
次は『水路閣』へ。知る人ぞしる、『火曜サスペンス』の舞台になるところ?だとか。私はあまり見ないので、使われている場面は見たことなかったけど。
京都市指定史跡に指定されているとの事。毎秒2トンの水が流れているとの、イベントの資料を見てビックリ。異国風建物がとっても良い雰囲気。デート場所に良いかも・・・って言うか、まだピチピチだった頃、別れた彼とデートしたっけ。(苦い)
つ、次は?まだまだ、歩くか?意識朦朧としてきながらもたどり着いたところは、『無鄰庵』明治・大正の元勲、山県有朋の別荘。事務局長の奥様Mちゃんに、「お抹茶&甘物で休憩有りよ!」と励まされ、(よっしゃ〜♪)大きく頷く。
到着、すっごく広い!!!素敵な日本庭園を眺めながらの、お抹茶タイム。至福の一時。ここで、事務局長さんより、「陽が沈むのも早くなり、時間も押してきました。歩かれて、だいぶお疲れの方もいらっしゃるようなので!(ここで、しっかりと目が合ってしまったので、それは私・・・と白状する為に挙手。はい、私ゃ〜もう歩けません。)・・・良かった。体力限界だった私は笑顔を取り戻す。
お茶の後に、庭園散策、洋館の1階は展示室、2階は山県有朋、伊藤博文、桂太郎、小村寿太郎が会議を開いて、日露戦争開戦を決定したとの事。「これが有朋の椅子だぁ〜!!控えおろぉ〜!!!」て自己主張している1つだけ金色の一人がけソファーが面白かったなぁ。。。花鳥文様の格天井、本台つき長椅子、テーブル、鶴、桜の壁画。シャンデリア。とっても贅沢な作り。
先にお参りした、ラストサムライこと、三枝さんと長生きされて、日本で君臨した、山県さん。比べたらいけないんだけど。。。皆さん、どう思われます!? 凄い時代ですよねぇ・・・幕末って。だから、面白い!?(^^)
今日は、大阪龍馬会の皆さんと、楽しかったなぁ〜。おしまい。
講師の北浦さん、イベントの準備を何時間もかけて作り上げてくださった幹事のみなさん、有り難うございました。2005年も楽しく史跡巡り出来ますように☆
|