2001年(平成13年)
 1月28日
会報「龍馬速報 第79号」発行 28頁
歴史の転換期を記した手紙 ここから歴史がはじまった・・・ 
  • 総会のお知らせ 
  • 墓前祭2000
  • いざっ!十津川へ(上)(三輪ひとみ) 
  • 長岡をゆく1(上田敏雄) 
  • 鞆よ来てみよあの雲を!(桧垣義広) 
  • 皆さんの声 
  • 龍馬のバトン8「国の民として」(五月女明子) 
  • 高知の方言について(原田英祐) 
  • 大坂の史跡を訪ねて9「大阪城周辺4」(長谷吉治) 
  • 伝言板(林慎吾)
 2月25日
第11回総会  場所:大阪府立中央青年センター 27名
   講師:坂本龍馬研究家 菊地明 「龍馬の来た道、行く道」
 総会は上田敏雄氏を議長に選出し、2000年度活動報告と決算報告を林事務局長より報告し、会計監査報告を上田敏雄幹事からして頂き、質疑応答の後、了承。2001年度活動方針案と予算案を林事務局長から提案があり、質疑応答の後、了承されました。

 その後、小休憩をはさんで、菊地明氏の講演会と続きました。菊地氏は坂本龍馬関係の著書「龍馬−最後の真実」(筑摩書房)「坂本龍馬の33年」(歴史読本クロニクルB)「龍馬暗殺完結編」(新人物往来社)など出版され、共著には「坂本龍馬101の謎」「坂本龍馬日記(上・下)」「共同研究 坂本龍馬」(以上、新人物往来社)など多数あります。その他、新撰組および幕末維新期を対象とした著書・共著があり、幅広い活躍をされています。

 さて今回のテーマは「龍馬の来た道、行く道」と題して、龍馬の歩みのなかでの疑問、龍馬が何を目指していたのかについて存分に語っていただきました。

 参加して下さった皆さんにアンケートを書いて頂きましたので報告します。

  • 色々な角度から龍馬を分析したお話で非常に勉強になりました。
  • 知らなかった幕末小話が盛り沢山で充実でした。
  • とても分かり易い講演で楽しかったです。新しく分かった事、少しズレた話などとても気に入りました。
  • あまり信用ならない資料って結構あるものなんですね。これから鵜呑みしないようにします。
 3月20日
第29回史跡探訪24名 大阪の史跡を訪ねてvol2 講師:長谷吉治氏
 この日はちょうど、造幣局のコイン展があったり、「泉布観」の一般公開がありお得でしたが、「泉布観」は見学1時間待ちで断念となり、実際は外観のみ。普段、目をやらない碑など沢山・・・。本来は大阪城までのコースでしたが、時間の関係等で天満橋近くの「八軒家船着の跡」で終了となりました。長谷さん、素晴らしい解説でした。丁寧に喋られるのが印象的でした。龍馬会に無い?? 正統派! よっ!!
 5月12日
会報「龍馬速報 第80号」発行 36頁
維新の魁と散った 天誅組 
  • 先日の出来事
  • 伝言板(林慎吾) 
  • 総会レポート 
  • 大阪史蹟探訪に参加して(八田典子) 
  • 会員の近況 
  • 幕末人物紹介1「雲井龍雄」
  • 長岡をゆく2(上田敏雄) 
  • いざっ!十津川へ(下)
  • 天誅組・東吉野村(三輪ひとみ) 
  • 21世紀青春プレイバック(桧垣義広) 
  • 龍馬のバトン9「新平氏ご多忙につき・・・」(五月女明子) 
  • 高知の方言について(原田英祐) 
  • 大坂の史跡を訪ねて10「大阪城周辺5」(長谷吉治) 
  • 天誅組事前テキスト
20日
第30回史跡探訪  天誅組史蹟探訪 講師:林慎吾氏 30名
  • お疲れ様でございます。 それぞれ、皆さんお疲れ様でございました。事務局長 お疲れ様でございました。やっぱり、あなたの講師ぶりは天下一品でございます。敬服いたします。事務局長本人も一番生き生きしていい顔してましたよ。でも、あの感動の一日が・・・事務局長の一杯の言葉が・・・北浦さんのたった一言で二次会の単なる前振りになってしまうなんて、誰が予想できたでしょうか? しかし、笑った笑った、私は壊れてしまいました。久しぶりにあんなに笑いました。すっかり、若いころに戻って何も考えずに笑いました。北浦さんに感謝! また、一緒に飲みましょう。暗い話や嫌な話は笑い飛ばしてしまえの大阪龍馬会流イベントは、堪能していただけたでしょうか?きっと、堪能したでしょう。私は、堪能しました。(笑)

  • ありがとうございました。今回のイベントは、本当に参加して良かったです。事務局長の説明もたいへん良く判りましたし、久しぶりに写真も取り捲りました。今から、写真の出来上がるのが楽しみです。最後は私を含む数名が脱線し、温泉に行ってしまいましたが、露天風呂も最高でしたよ。参加されたみなさん、お疲れが出ませんように。

  • お疲れさまでした。本日の天誅組ツア−のイベントごくろうさまでございました。好天気の中、お疲れは出ませんでしたか。私など普段は深窓のご令息のような生活でございますので、少し日焼けなどいたしまして、しみにならなければ良いがと心配している次第でございます。事務局長、本当に今日はありがとうございました。いつもながらのご説明、予定の十分の一ぐらいしかしゃべっていないとのことでしたが、すばらしく、聞いててほれぼれする気がいたしましたが、私がほれぼれしてもしようがないですよね。

  • イベントの主題(笑) 東吉野参加の皆様、お疲れさまでした。東吉野にはこれで4回目(うち1回は仕事・・・)何回行ってもいいところですね。史跡の管理が行き届いている。地元の人に感謝です。でも暑かったですね。あれで山に登っていたらどうなっていたか・・・

  • なんとか無事にイベントも終わったと思ったらイベント自体を吹っ飛ばしてしまうほど楽しい飲み会が・・・思い出すだけでもお腹が痛いです(笑)今回初めて行った史跡もありましたし、やはり事務局長の熱い説明も聞けましたし。今出張先にテキスト持ってきて読み返しています。

  • ご心配なく!私は元気です。今回のイベントは最初から最後まで内容の濃いものになり、参加してホントに良かったです。講師だというのに、出発地からいきなり車に乗るスペースがなくあぶれてしまった事務局長(笑)彼にかわって飛び乗った颯馬さんの車!これが良かった! 他の車は外から見ると(一部いかつい風貌の男性がいたため)何の集団?という雰囲気でしたが、この車は若い女性を中心に、若々しいお父さんや、赤ちゃんが乗っていて、どこから見ても健全な明るいファミリーカーでした。事務局長の熱意が十分に伝わったよいイベントだったと思います。えっ、飲み会?私は久々に笑い死にました。笑いすぎて途中気分が悪くなって席を外そうとしたけど、立ち上がれない程苦しかった。多くは語りませんが、名作といわれる映画を見たような笑いと涙の2時間半でした。これほど団結力のある会が他にあるでしょうか。素直に感動しました。笑いは明日への活力になると言いますが、ハードな週末だったにもかかわらず、月曜の朝は気分爽快。ニヤニヤと思い出し笑いが出るほど元気でした。大阪っていいなぁ。龍馬会って元気の源だなぁ。と痛感した一日でした。みなさん ありがとうございました。

  • すごく充実した1日でした。皆様昨日は大変お疲れ様でした。それにしても、天気がよく、景色も素晴らしくいいツアーでした。いやー、東吉野村では事務局長の滑らかなしゃべり、まるで見てきたような話しっぷりはさすがでした。今回は車4台30名の参加となり、久しぶりに参加者が多く嬉しく思いました。東京から戌之進ご一行さまをはじめ遠方からの参加もあり、ありがとうございました。肝っ玉母さんの腰は大丈夫ですか?今回の2次会は、大阪龍馬会らしく、充実した2次会でした。半次郎、結婚しても切れ味は変わってなかった。競馬のはずし方もそのままだった。颯馬さん、昨日は素晴らしい。また忘れ物とは失礼しました。事務局長の住人さん、生きてます?今日は腹筋が痛いんでしょうね。

  • みなさま、ありがとうございました。先週の東吉野では、どうもありがとうございました。いい意味で、大変インパクトが強く、ここしばらく頭がぼけーっとしています。幹事のみなさま、ほんとにおつかれさまでした。また、機会があればお誘い下さいね。ちなみに、私は、目の前でにょろにょろ長〜い生き物が通りすぎ、これまた大ショックを受けていたものです。

  • さすがに疲れました。昨日の天誅組イベントには多数の御参加を頂き有り難うございました。30人も来るなんて当初予定していなかったので少しビックリしました。つたない講師でしたが、少しでも天誅組のことを解っていただければ幸いです。人それぞれに人生ありです。天誅組のイベントがすべて吹っ飛ぶような楽しい時間を作りだした北浦さん、あなたには大変感謝します。本当に有り難う。さて、御参加の皆さん、本日はお疲れ出てませんか? 特に二次会に行った方々、これをバネに次回イベントまで頑張りましょう。

  •  20日は120%楽しませていただきました! ちょうど1年前に同じルートを行ったにも関わらず、見落としていたこと、新たに疑問に思ったことのいくつかが解決し、とても有意義でした。事務局長、あなたの語り口は最高やね。歴史を学べたのみならず、あふれるくらい、いろんなイメージが湧いています。テキストには赤字のメモがびっしりです。今回の旅行では、同時に大阪のパワーを真正面から感じることができて、とても充実しました。もう満腹です。それにしても、まだ腹筋が痛い。2次会では大阪の笑いの真髄に触れられた気がしました。強烈すぎる個性の集まり。帰国したいま、早くもみなさんが懐かしくて仕方がありません。
 7月29日
第10回龍馬大学校 会場:大阪府立中央青年センター 39名
  講師:野田司「長府藩と坂本龍馬」 河田晃彦「坂本龍馬とピストル」

1.「坂本龍馬とピストル」を語っていただいた河田晃彦氏にひとこと

  • ピストル好きの河田さんならではのお話でとても興味深かったです。細かい分析が光っていました。
  • 良く分かりました。実物見られて良かったです。「モデル11/2ファーストイッシュー」の名前はなぜモデル3(サード)ではないのですか?
  • 龍馬が所持していたピストルについて興味深いお話でした。あまり考えたことのない話だったので面白く、正確な分析に感心しました。ピストルに実際に触れることが出来たのも大きかったです。
  • 普段は目にする・手にする事のないピストルの話はとても参考になりました。とても重たいものだったのですね。
  • 実際、銃を持ってみてとても重たかったのに驚きました。
  • 大変面白かった。
  • 一言に銃と言っても種類が多いので、後から調べるのは大変だと思います。その当時の人はあまり深く考えてなかったんでしょうね。でも高杉晋作なら上海で最新の銃を買ったと思います。
  • 当時のピストルの輸入ルートってのは今より限られていたと思うのですが、ピストル流通に(幕末)ついて知りたいなぁと思いました。本を読んでいて、ピストルのことがよく出てくるのですが、具体的に分からなかったが、今日は具体的にわかって面白かった。
  • 専門的に研究されて楽しかったです。次は日本刀について調べて下さい
  • よく調査されていました。
  • 銃の知識がない素人の私にも、とても良くわかりやすいお話でした。
  • 龍馬のピストルや幕末の銃について、一般的にも興味あるだろうし、面白い内容にも関わらず、それについての記述がなかなかない。今回の話はモデルガンで重さもわかったし、内容も理解しやすくとても良かったです。
  • 良かった。
  • ピストルのことについてはほとんど知らないので面白かった。幕末のピストルの種類もいろんなものがあったんですね。
  • おもしろかったです。龍馬のピストルについてはよく話があるわりに、具体的にまとまった話は全く聞かなかったので、いろいろ聞けてよかったです。
  • 龍馬のピストルはとても興味があったので、とても楽しく興味を持って話を聞くことが出来ました。実際にピストルにさわれたので重さを実感できたので良かったです。これからは写真を見る時にピストルに目がいきそうです。
  • ピストルについてあまり知りませんでしたが、思ったより重いのでびっくりしました。本で見てるのと違って興味を持って話を聞くことが出来ました。
  • すごく細かくて、途中で何の話か理解できなくなりました。がんばってもらった資料を読みます。
  • わかりやすくてなかなか面白かった。
  • 興味深く聞けました。龍馬は銃マニアだったんでしょうか?
  • モデルを使った具体的な解説がとてもわかりやすかった。幕末のピストルに興味を持ったのはなぜ?

  • さて、龍馬大学校の講師という大役もやっと終わりましたが、今になってみると「あ〜言えば良かった、あそこをこう説明すれば・・・。」と、反省ばかりが頭に浮かんでしまいます。まあ、二度とこんな機会は無いと思うのですが、今度はちゃんと説明出来るようにします。

2.「坂本龍馬と長府藩」を語っていただいた野田司氏にひとこと

  • 膨大な史・資料から一般的にはマイナーなネタを探し出し、系統立てた説明まで持っていく労力・意志に圧倒されました。
  • 大変難しかったです
  • 個人的に聞くとおもしろすだけど、ちょっとマニアックすぎたかな?
  • つくづく長州藩が好きで、坂本龍馬がきらい(?)ということがよくわかりました。細かい話だけど、筋はしっかりしていて、私でも知っている話があって面白かったです
  • どうすればそんなものしり(フェチ)になれるのですか?
  • いろいろ勉強して調べられていて感心いたしましたが、少し話の内容が難しいと思いました
  • 話の内容は初めて知ることばかりなので、歴史の裏舞台を見たような気がして、とても興味深い内容でした。野田さんの知識の深さには驚きました。素晴らしい熱心さですね。私には少しハイレベルだったですが・・・
  • 前半の前ふりだけでも話が多すぎて「薩長同盟」に龍馬がどう関わってきたのかわかりにくかった。でも面白かった
  • 薩長同盟にまつわる部分がけっこうマニアック的であったがおもしろかった
  • 長府藩を詳しく調べられていることに驚いた
  • 薩長連合に筑前藩の中村円太や土佐の土方久元が関わっていたことは多少知っていたが、その動きの中に長府藩や五卿の関係が大いに関係があるまでは知りませんでした。勉強になりました
  • 薩長同盟について知らなかった事が沢山あってとても興味深い話でした
  • よく調査されていました
  • 話は専門的だったのですが、もう少し区分して専門的にやられた方がよかったかもしれませんが、でも楽しかったです。勉強になりました。これだけ調べられて費用がたくさん出費されたと思いますが大丈夫ですか? 
  • 知らない人の名前が沢山出てきて難しかったですが、長府藩の薩長同盟の関わり合いのことは全く知らなかったのでよかった
  • あいかわらず史料の多さにはびっくりしました。現在図書司書の勉強をしていますが、野田さんはきっと司書泣かせだと思います。同盟やら船を買うのに地道に働いている人が多かったことがわかりました。たとえ龍馬がネームバリューと言われても、それなりに人脈と人徳があったから出来たと思います
  • よく調べられていて感心しました。内容もよかったです
  • 薩長同盟にこれ程深く長府藩が関わっていたことを今日初めて知りました。名前だけは知っている方が何人かいましたが、「本当にご苦労さまでした」と言ってあげたいです。同盟成立には色々な方の力が必要だったことがわかりました。有難うございました。
  • いろいろと深く調べられていていつも感心させられます。また続きを楽しみにしています。いつももう少し中岡もスポットがあたってほしいと思っていましたが、やはりよく働いていたようで、内心は喜んでいます
  • 知識の深さに感心しました。詳しい話でしたが、知らない名前が沢山出てきたのと、難しい資料だったので、もう少しわかりやすくしてほしかったです
  • 難しかったですが、楽しかったです。必死に聞き入りました。桜島丸条約Aに「上杉宗二郎」の名が無いのはなぜでしょうか?
  • 資料・文献などよく調べてあって本当に感動しました。知らない人も多かったので勉強になりました。何故野田さんが長州に興味を持って好きになったのか知りたいです。そのきっかけは何だったのでしょうか?

  • 私の話にしても、もう少し、丁寧に時代背景を説明し、人物事典を作成してご説明させていただければ、もう少しわかりやすい話になったかと今になって感じています。時代背景や人物事典は近いうちにフォロー資料として用意したいと思います。もう少し薩摩側の資料を探ってから、資料を集めてここにアップしたいと思います。厳しいツッコミやご意見をいただいていい勉強になりました。(野田司)
 8月 5日
会報「龍馬速報 第81号」発行 32頁
  • 龍馬暦のご案内 
  • 龍馬大学校の感想は・・・ 
  • 弟よ−姉、乙女から坂本龍馬への伝言−案内 
  • 天誅組イベント感想 
  • 幕末人物紹介2「川路聖謨」
  • 長岡をゆく3(上田敏雄) 
  • 夏の京都は熱くて暑い!(三輪ひとみ) 
  • これが龍馬の妻?
  • 伝言板(林慎吾)
  • 龍馬のバトン10「司法省ことはじめ」(五月女明子) 
  • 西郷ドンまた会いにきたぜよ!(桧垣義広)
  • 大坂の史跡を訪ねて11「土佐堀川・堂島川周辺1」(長谷吉治)
9月30日
会報「龍馬速報 第82号」発行 28頁
「龍馬暦」ついに完成 10月1日発売開始 
  • 「龍馬暦」とうとう完成! 
  • 墓前祭のご案内 
  • 「三吉慎蔵と坂本龍馬」展を見て下関観光案内 
  • 緊急・丹中山墓地が危ない!
  • 伝言板
  • 墓前祭事前テキスト(林慎吾) 
  • 長岡をゆく4(上田敏雄) 
  • 日本最後の仇討ちの地(三輪ひとみ) 
  • 龍馬のバトン11「抵抗の嵐」(五月女明子) 
  • 新発見花押入りの龍馬書簡 
  • 大坂の史跡を訪ねて12「土佐堀川・堂島川周辺2」(長谷吉治)
10月 1日
「龍馬暦」発売開始−大阪龍馬会創立15周年記念事業
構想わずか。編纂に6ヶ月。校正1ヶ月。

 一年365日。この日を埋めるために、龍馬の年表作成から開始しました。それはもう原点史料から坂本龍馬の行動を徹底的に調べ上げ、かつて誰も作成したことがないほどのすさまじい年表を作成しました。そこから一日一日365日埋めていきました。しかしどないにがんばっても埋まらない日もありました。この一年間、龍馬の足跡をひたすら追い続けてきました。検討委員会が丹念にかつ執念を燃やした自信作です。

 このカレンダーには、人物と事柄の解説書付き。これは上田敏雄さんを中心に(といってもほとんど上田さんが作りました。)、検討に検討を重ね、完成しました。B5判で16頁。「ここまでせんでもええやろう」との意見もたくさんありましたが、「折角やから、少しでも龍馬に興味を持ってもろたらええやん」との思いで作りました。

○大きさはA2(42cm×60cm)、2色刷。1ヶ月に1枚で12枚、最後に龍馬の時系列の年表をつけ、表紙を含めて全14枚になります。

 写真は、表紙と5月は上野彦馬撮影の龍馬立像写真(桂浜銅像のモデル写真)、1月・龍馬と海援隊士の写真、2月・上野彦馬撮影の龍馬の上半身写真、3月・高知県檮原「維新の門」龍馬銅像、4月・鹿児島の新婚旅行の龍馬像、6月・京都円山公園の龍馬慎太郎像、7月・龍馬と伊藤九三の写真、8月・桂浜の龍馬像、9月・京都天龍寺の龍馬像、10月・長崎風頭公園の龍馬像、11月・新政府綱領八策、12月・龍馬の上半身写真です。

 表紙は「龍馬暦」「日本を今一度せんたくいたし申候事ニいたすべくとの神願ニて候」を五月女明子氏に題字として書いて頂きました。非常に味わいのある表紙になっております。

○発行部数は6000部   ○一部 1500円で販売しました。

11月11日
第12回墓前祭+料亭ツアー 講師:林慎吾氏 28名
毎回コースと料亭に悩んでおりますが、今回は初心に戻る意味で、高瀬川近辺の史跡探訪+霊山墓地墓参りを行いました。料亭は以前行きましたが評判の良かった「平野や本店・いもぼう」でした。龍馬暦で入会された方が多数ご参加下さいました。
2001年の思い出
横山 定

 この年は21世紀の始まりで、大阪龍馬会が15周年の記念すべき年であり、龍馬暦作成する最大のイベントがある年でした。それなのに私は仕事の変更で日曜日が休めなくなり、龍馬会への参加ができなくなり申し訳ない思いでした。さて、大阪龍馬会最初のイベントは1月28日、会報「龍馬速報第79号」の発行で始まり、2月25日、森ノ宮の大阪府立中央青年センターで総会が開かれ、坂本龍馬研究家の菊池明先生による「龍馬の来た道、行く道」の講演がありました。私はその日の夜、学生時代の友人4人と何年ぶりかで梅田で会い、昔話で盛り上がりました。3月17日、幹事の北村康男さんと斎藤洋子さんの結婚パーティに、林さん、川口さん、上田さんと共に出席しました。とても似合いのカップルで和やかな時を過ごしましたが、名前は言えませんが、一人寂しくしている人が居て、見ていて辛かったのを思い出しました。3月20日、2回目の大坂史跡探訪が幹事の長谷さんの講師で行われました。5月12日「龍馬速報第80号」の発行がありました。5月20日、天誅組史跡探訪が林事務局長の講師で行われました。7月7日、私は龍馬会の桧垣さんと神戸の酒造めぐりに行き、おいしい日本酒を飲み、帰りは天下茶屋のたい坊で飲み直しました。7月29日、龍馬大学校が大阪府立中央青年センターで講師に野田司さんの「長府藩と坂本龍馬」河田さんの「龍馬とピストル」の題で行われました。8月5日、「龍馬速報81号」の発行がありました。9月24日、私は川口さん、桧垣さんと明日香村へハイキングに行き、古代の歴史を楽しみました。9月30日、「龍馬速報題82号」があり、五月女明子さん題字の「龍馬暦」が完成し、10月1日発売開始になりました。溯れば、1月に上田さん、小川さん、野田さん、白濱さん、林事務局長による検討委員会が発足し、数回実施されました。特に上田さんは熱心に制作に拘わり、感謝しています。

 「龍馬暦」発送には、各幹事の方が応援に来て遅くまで頑張りました。11月11日、墓前祭と京都史跡探訪、料亭ツアーが林さんの講師で行われました。12月16日、潮流の稽古場で忘年会があり、大いに盛り上がりました。私はイベントにあまり出席出来ず、残念な一年でした。但し2次会には出席させてもらいました。

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