1998年(平成10年)
 1月25日
会報「龍馬速報 第68号」発行
  • 総会の案内
  • 10周年の時(林)
  • 龍馬を演じて(長谷)
  • お竜を演じて(斎藤)
  • 龍馬会がゆく4−「ゲスト林慎吾氏で松本良順」(長澤・斎藤)
  • 幕末カレンダー顛末後日談
  • 幕末の時代9
  • 天誅組がゆく13
  • 伝言板(林)
2月 1日
第8回総会 会場:クレオ大阪西 43名 「坂本龍馬の手紙を読んでみませんか」 小椋克己氏
小椋館長をお招きしての2回目。今回は「いろは丸」事件を、手紙で時間を追った内容であった。
会員から非常によかったとの声もあり、是非続編をと考えている。
4月 5日
第22回史跡探訪 新撰組 講師:西尾秋風氏  30名
新撰組の史跡を探訪する好評のコース。前川邸など普段絶対見学できない場所を見学でき、会員から本当によかったなどの意見が多々ありました。
 5月3-4日
第23回史跡探訪 高知ツアー 講師:林慎吾氏 19名
今回の高知ツアーは、なかなか行けないところシリーズであった。特に北川村や奈半利河原、安田村など、今でも貴重な建物などが存在している地域を中心に、柴巻など、龍馬ファンなら、感動するところを計画したが、時間的な制約と、なれない土地から、1/3はカットするという結果にはなったが、それでも会員には喜んで頂けたと思う。
 6月 7日
会報「龍馬速報 第69号」発行 龍馬との再会
  • イベント情報
  • 総会報告
  • 龍馬羽ばたく(桧垣)
  • 新選組史跡探訪に参加して(藤田)
  • 高知ツアーでの出来事
  • 幕末カレンダー解説(上田)
  • 慶喜がねむる街(寺田)
  • 伝言板
7月26日
第7回龍馬大学校  ビデオ上映会「探偵まがいなりスクープ」 会場:劇団潮流稽古場 28名
当初は講演会を考えていたが、2月の総会で講演会はしていたので、会員同志の親睦を図るような内容にしようということから、親睦会となった。しかし、ただしゃべるだけでは寂しいだろうとのことから、「探偵まがいなりスクープ」という探偵ナイトスクープをもじった内容のビデオを作成した。主に京都の史跡を紹介した内容で、会場は大爆笑になったのは言うまでもない。
10月 4日
会報「龍馬速報 第70号記念特大号」発行 70号はあついぜよ!
  • 墓前祭案内
  • 親睦会報告
  • 龍馬像−70歳を迎えて
  • 龍馬の歩いた70日(藤田)
  • 幕末維新と競馬(北浦)
  • 幕末カレンダー解説
  • 有名人上位70人(上田)
  • 龍馬と名の付く本70冊(土谷)
  • 坂本龍馬関係書籍(野田)
  • 京都幕末維新史跡紹介(林)
  • 龍馬会がゆく5−「ゲスト塩谷志津夫氏で高杉晋作」(長澤・斎藤)
  • 五條を訪ねて(三輪)
  • 伝言板
11月15日
第9回墓前祭 料亭シリーズ 明保野亭 講師:林美奈子 30名
今回の墓前祭は、女性幹事の奮闘があった。林・五月女・斉藤の各幹事が中心となり、女性幹事のイベントを挙行した。明保野亭での昼食や、今は亡き大和屋旅館、山紫水明処や司馬遼太郎さんの墓参りなど見学地は盛り沢山の内容であった。
12月23日
忘年会 会場:劇団潮流稽古場 29名
昨年の忘年会では50名近くも集まり、会場を劇団潮流稽古場に設定した。出張料理人の北村泰介氏の手料理に舌鼓をうち、土居晴夫先生もお越し頂いた。料理の内容にはただただ驚くばかりの豪勢で、この一時はとても幸せであった。
平成10年(1998年)の龍馬会を振り返って

北浦 康男

 平成10年の龍馬会、、、まず会報は、1月の龍馬速報第68号から10月の第70号まで発送されました。

 この第70号はたしか記念特大号でありました。ホントにもう、龍馬会の方々は(一説によると事務局長が)記念特大号が大好きであります。だから今回の第100号はすごいですよね。この原稿を書いてる時は、当然第100号を見ていないので、想像で物を言っておりますが。

 さて、龍馬会の自慢というか、名物はもちろんイベントでございます。2月に行った第9回の総会では坂本龍馬記念館の小椋館長に「坂本龍馬の手紙を読んでみませんか」と題した講演をしていただき、4月には西尾秋風先生のご案内で新撰組史跡探訪と、豪華なイベントが続きました。

 そして、5月には事務局長の案内で高知ツアー。たしか、このイベントが初めてレンタカーを数台借りて、各自好きな車に乗り合わせるという、今でも続けているスタイルのイベントでありました。車はそのとき4台ほどだったんじゃないかと思います。まだ、トランシーバーが2つしかなくて、事務局長と自分の車にそれを置いて、なんか道中ずっと漫談ばかりしていたような記憶がありますね。なんだか、8年前から全然、成長していません。まあ、次の150号が出る頃でも同じことをしているような気がします。変わっていないといえば、その高知へ向かう交通手段として、カーフェリーを使って行ったのですが、船内に入り出航しますと、自分はまず甲板に出て、夜の海を眺めに行きました。潮風に吹かれながら、そろそろ誰か来ないかなぁと思っていましたが、誰も来ませんでした。潮風の中で、仲間たちと語り合いたかったのですが、自分が部屋に戻ったらすでにみんなで酒盛りを始めておりました。なかにはその宴の席でカレーを食べている人までいました。彼らは海の好きな龍馬が大好きな人たちですが、海の似合う人たちでは、、、いや、これは言わないことにしておこう。本当に、腰を据えたらすぐに宴が始まり、他愛のない話で夜遅くまで盛り上がるというのは、昔からそのままでございます。

 しかし、あの高知のときに回った清岡治之助の生家には感動しましたね。当時の建物がそのまま保存されていました。今まで龍馬会を通じていろいろな史跡を見学させていただきましたが、あのときの感動は今でも覚えています。また、これからも時代が残していったたくさんの史跡を龍馬会の方々と探していきたいですね。

 まぁ、そんな楽しいこともあり、またそろそろ高知に行きたいねという声が最近よく耳にします。ホントにそうですね、また龍馬会で高知に行きたいと思います。できれば梼原あたりがいいね。

 それから、龍馬会といえばビデオの製作も外せない分野のひとつです。10周年の時にも作りましたが、この年は「探偵まがいなりスクープ」というビデオを作りました。探偵に扮した龍馬会幹事の方たちが京都の史跡を紹介していくという、一般ウケしないシロモノでありますが、これも龍馬会を愉しむ重要なアイテムのひとつです。京都で撮影したものを事務局長宅で編集したのですが、これが夜中の作業だったので、編集中にちょっとしたことでも可笑しくて、翌朝は腹筋が痛くて堪らなかった記憶が残っています。最近、運動不足でお悩みの方、今度ビデオを作る機会がありましたら参加されてはいかがでしょうか。ちょっとしたエクササイズになると思いますよ。

 そして、11月にはお馴染みの墓前祭。このときの組み合わせとして、これもシリーズとして続いていた幕末ゆかりの店、料亭シリーズ。このときは三年坂のあけぼの亭。講師は龍馬会初の女性講師林美奈子さんの案内で行われました。自分は残念ながらこのイベントには参加できなかったのですが、大盛況だったようですね。今後は龍馬会員さんによる女性講師はあらわれるのかな?

 いつもの男性講師による暑苦しい、、、いや、熱い弁舌もいいですが、たまには爽やかなお話も新鮮で楽しいですよね。女性会員の方も見てみたいのではないでしょうか。あと、同じく11月には全国龍馬ファンの集い荒尾大会が行われ、大阪龍馬会からは8名の方が参加されたみたいですね。

そして、12月は忘年会。毎年のことですから、その年の忘年会がどうだったとかは全然覚えていないんですが、おそらくその年も恒例の大阪龍馬会10大ニュース、書籍などのお土産持ち帰り争奪戦各テーブル対抗の幕末クイズと盛り上がったのではないでしょうか。

 さて、この会報第100号がみなさんのお手元に届く頃には、今年の龍馬会イベントも忘年会を含めて残り3回という頃だと思いますが、また忘年会が行われる頃には翌年のイベントをどうしようかという話題になり、1月もしくは2月の総会にイベント情報の発表をと、慌しく決まっていくんでしょうね。

 そして、また毎年たくさんの思い出を作って、20周年、会報第150号といった節目にまた振り返ってそういえばあのとき、、とか、あのとき誰々がなんて話をしてまた愉しみたいなと思います。

 これからも一緒に大阪龍馬会でいっぱい楽しみましょう!!

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