1997年(平成9年) 創立10周年
1月26日
第7回総会 ビデオ上映会「六人の暗殺者」 劇団潮流稽古場  
 3月30日
第19回史跡探訪 姫路文学館見学と姫路城 講師:太田智久氏 33名
 4月20日
会報「龍馬速報 第65号」発行
福井で会おうぜよ
  • 表紙・福井を代表する人物たち
  • 福井案内
  • 姫路イベント報告とアンケート(編集部)
  • 姫路イベント余話(太田)
  • 天誅組10(林)
  • 幕末の時代5(林)
  • 龍馬会がゆく1−「ゲスト上田敏雄氏で江川太郎左衛門」(長澤・斎藤)
5月3-4日
第20回史跡探訪 福井ツアー 22名 福井市内と敦賀見学  講師:北浦康男氏
                      左内公園                          丹巌洞にて
非常に中身の濃い、いいイベントでした。橋本左内から天狗党壊滅まで、このコースは充実でした。

講師の北浦康男氏です。

 6月 1日
事務局を 大阪府守口市佐太中町2−7−27−702 へ移転する。
 7月20日
会報「龍馬速報 第66号」発行 
幾つになってもやっぱり龍馬 
  • イベント案内
  • 福井ツアー報告と参加者の声
  • 書籍紹介
  • 幕末の時代6(林)
  • 福井イベント余話
  • それからの天狗党・(北浦)
  • 天誅組11(林)
  • 龍馬会がゆく2−「ゲスト五月女明子氏で江藤新平」(長澤・斎藤)
  • 広告募集の案内
29日
第6回龍馬大学校 「坂本龍馬の手紙を読んでみませんか」小椋克己氏 会場:クレオ大阪西 46名
坂本龍馬記念館の小椋克己館長をお招きしての講演会。素晴らしい美声と龍馬の手紙はなかなかのものでした。
 9月28日
第21回史跡探訪 高瀬川周辺と東山龍馬墓前 講師:立命館史学会 西尾秋風氏 47名
西尾秋風先生の恒例の京都市内引き回し史跡探訪。今回は墓前を存分に堪能しました。
終了後、高瀬川史跡探訪を短時間で林事務局長が案内しました。
10月26日
会報「龍馬速報 第67号」発行 京都の夜は熱いぜよ
10周年イベントの案内
  • 幕末カレンダーの案内
  • 新入会員歓迎会の報告(長澤)
  • 天誅組12(林)
  • 龍馬大学校の活動報告とアンケート集計(土谷)
  • 幕末の時代8(林)
  • 龍馬会がゆく3−「ゲスト林美奈子氏で榎本武揚」(長澤・斎藤)
  • 記念広告
  • 龍馬を演じるにあたって(長谷)
11月15日
幕末カレンダー完成
1年中、幕末のことが考えられたらいいな。この発想が幕末カレンダーの原動力となり発行しました。構想から5年。

内容は B3版 二月で一枚 表紙を入れて合計7枚 各月には幕末を代表する人物の写真とその日の出来事が入っております。 

  • 写真は 
  • 表紙 海援隊士 
  • 1月 坂本龍馬 
  • 2月 中岡慎太郎  
  • 3月 西郷隆盛  
  • 4月 勝海舟  
  • 5月 坂本龍馬  
  • 6月 土方歳三  
  • 7月 河井継之助  
  • 8月 松平容保  
  • 9月 近藤長次郎 
  • 10月 徳川慶喜 
  • 11月 坂本龍馬 
  • 12月 高杉晋作 

☆日々の事件は編集委員の独断と偏見で選定させていただきました。ご了承下さい☆ 発行部数当初500部限定でしたが、好評につき1000部増刷しました。

23−24日
大阪龍馬会10周年記念式典と記念パーティー 「坂本龍馬の虚像と実像」 講師:土居晴夫氏
  「MESSAGE FOR YOU」(作:林慎吾 演出:藤本栄治) 龍馬とゆかいな仲間たち
  ビデオ上映 10年間の歩み 三十石船で船遊び 会場:コミュニティーセンター嵯峨野60名
                寝待ちの藤兵衛(北浦康男)           
          坂本龍馬(長谷吉治)とお竜(斎藤洋子)                講演は土居晴夫先生
                  霊山で記念写真              藤本栄治会長と東京龍馬会代表幹事生野靖道氏
10周年記念 第67号記念特大号 発行
  • 創立10周年・旬の季節(藤本)
  • 祝賀メッセージ
  • 10年の歩み(林・野田・太田・五月女・藤田・北浦・土谷・上田・川口・林・長谷)
  • 掲載記事
12月28日
忘年会  会場:春駒 42名
激動の日々−劇団「大阪龍馬会」からカレンダー作成まで−
林 美奈子

 私が大阪龍馬会に入った91年からの6年間は、まさに「お芝居に明け暮れた6年間」ではなかったでしょうか。龍馬LIVE2「坂本龍馬についての一夜」の稽古場に何も知らずに踏み込んだ私は、あぁ、ここは龍馬会という名の劇団なんだわと思ったくらい、その稽古は熱のこもった本格的ものでした。劇団潮流藤本先生の演出の声も厳しく、役者である幹事のメンバーたちも真剣そのものでした。この作品には龍馬の死後、閻魔大王の前で裁かれるという、龍馬をとりまく人々が思い思いに龍馬について語るという内容で、お芝居は無縁だと思っていた私も、どんどんその世界に引き込まれていきました。92年1月のミノヤホールでのLIVE2は大盛況で、130人も動員でき大変盛り上がりましたね。(そうそう、テレビ取材まで受けました)

 3月には同作品で、脱藩の道ツアーと同時進行で上演された愛媛県河辺村と高知県自由民権記念館での地方公演も行われました。イベントで山道は歩くわ、稽古はするわで、役者さんはゆっくり食事もとれない程のハードスケジュールだったけど、それでもみんな楽しそうに演じて・・忘れられない旅になりましたね。河辺村でのろうそくの明かりだけの舞台は幻想的でした。

 そして10月、東京龍馬会合同イベントで「近江屋の一夜」を上演。たった半年の準備期間しかなかったのに、立ち回りも手作りの舞台装置も素晴らしい出来で、今は亡き西尾先生が手を叩いて喜んで下さいました。お芝居熱はこの年だけで冷めず、1994年龍馬LIVE4「海に架ける虹」・95年龍馬LIVE5「土佐の鰹を待っちょった女たち」の大舞台まで発展していきます。大阪龍馬会のメンバーが書き下ろし、演じた思い入れの深い作品たちです。皆のその創作にかける熱意はここには書き切れません。

 この6年間のすごいところは、お芝居に明け暮れただけでなく、例年通りイベント・会報発行も行われたことです。92年の神戸イベント、大原山荘での合同イベント、93年の和歌山史跡探訪・新選組を斬る、大阪歴史ウォークラリー、94年東吉野に行くなら一気にDANDADAN・ファンキーのんきーツアーIN出石−桂はん待っててや−・横須賀史跡探訪&「海に架ける虹」地方公演、95年犬山ツアー・幾松見学−桂小五郎はダルマ好き−、96年京都御所巡り・東山界隈史跡探訪。(一部イベント名がおもしろいのは講師の特徴ですね)97年には姫路イベント・福井ツアー・そして10周年記念式典で「MESSAGE FOR YOU」というお芝居と「龍馬とゆかいな仲間たち」という10年間の歩みをおもしろおかしく綴ったビデオ上映がされました。会報では93年に龍馬速報50号記念特大号が発行され、63号は太田編集長の尽力で表紙がカラーになりました。

 そうそう私事ですが、96年8月、林姓となります。大阪龍馬会に入って人生が変わった代表的な一人ですよね。事務局の住人になり、それまでの静かな生活が一変しました。でも変化のある、人と交流の絶えない家はなんとも大変な、いえ楽しいものです・・(汗)。

 10周年を記念しての「幕末カレンダー」作りでは、この事務局がフル活動しました。読売新聞の「泉」欄でカレンダーが紹介されたその日から、電話回線が飛んでしまう程の問い合わせがあり、注文受けから梱包・発送の為、幹事のみんなには寝泊まりの応援してもらいました。あまり人の出入りが多いのと、毎晩、台車で筒状の荷物を運び出す作業をするので、近所の人に怪しまれ、カレンダーを持って説明しに回ったのが懐かしい思い出です。

 ざっと6年間を振り返りましたが、大阪龍馬会の激動の日々と言えるでしょう。事務局に記録が置いてあったので、今回それらを見ながら久々に振り返る事ができました。年表・写真・ビデオどれも大切な記録ばかりです。これからもしっかり残していきたいですね。

 あの頃一緒に活動していた皆さんへ・・・。とにかく楽しかったですねぇ。大阪龍馬会が今、円熟期だとしたら、このころは青春時代だったという感じでしょうか。仕事や通常の龍馬会の活動もしながら、芝居の稽古に集まり、よく飲んで語り合いました。今は連絡とれなくなってしまった人もいるけど、今の龍馬会も変わらず前進していますよ。確かに会員の高齢化が進み(苦笑)あの頃のような無茶はできませんが、信頼できる幹事達がいてくれて、安心して伸び伸び活動しているように思います。前に目指せ「シルバー龍馬会」と書きましたが、現実になりそうかもしれません。今はなかなか時間がとれなくても、歳を重ねて自由な時間ができましたら、いつでもまた参加してくださいね。あと30年くらいは事務局で頑張っていますからね!!ではでは。

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