連続講座で使用したテキストとお分けします

7月からスタートして参加者ものべ100名を超え12月まで6回行いました。
7月と8月の「幕末の基礎知識」は、ペリー来航から大久保利通暗殺まで2回に分けてお話ししました。とにかくややこしい幕末をいかに分かりやすく話をするか。事件ごとに分けて丁寧に話したつもりですが、まだまだ話しできなかったところがたくさんありました。
9月と10月の「龍馬の生涯」は話す方も楽しく、あれこれ脱線をしながら龍馬ヒストリーを丁寧にお話ししました。少年時代の伝説は出典を明らかにし、龍馬伝説のルーツを詳しく解説しました。佐那と加尾との関係や、寺田屋事件でのお竜の姿などどうでもいいようなテーマをじっくり話しました。船中八策から大政奉還までの間は、年表で詳しく解説しました。
そして、11月と12月は私の一番得意な「龍馬の手紙を読みましょう」と題して 「家族あて手紙に込められた家族愛」「志士たちとのやりとりから見る龍馬の思想」を2回に分けてお話ししました。
とくに家族あての手紙は、前坂本龍馬記念館館長小椋克己さんの朗読テープを使って、渋い声で手紙を読んでもらい、大阪弁で私が解説しました。
家族あての手紙には、龍馬の思想や本音が書かれており、重点的にじっくりできました。龍馬の遺言状や愚痴の手紙、蝦夷開拓、桂小五郎との往復書簡、後藤象二郎との往復書簡、佐々木高行との蜜月関係など細かなテーマを楽しくお話ししました。
ご参加くださいました皆さま、本当にありがとうございました。私も久々に龍馬をしっかり勉強することが出来ました。
今回作成した資料ですが、御希望の方には送料込みで1100円でお分けします。
幕末編(左)と龍馬編(中)、手紙編(右)と3冊あります。事務局まで申し込んでください。

●2011年版 龍馬暦●

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大阪龍馬会でも本当にお世話になった西尾先生の書かれた最後の本です。

昭和62年に「坂本龍馬謀殺秘聞」をはじめ、「龍馬謀殺秘聞余話」「坂本龍馬殉難秘話」「龍馬殉難こぼれ話」「龍馬殉難ひろい話」の5冊を西尾秋風5部作として世に出されました。

この西尾史観は、全5作の総集編的なものとして発刊されました。
目次
@記念講演「坂本龍馬の真髄」
A龍女写真の真偽騒動始末
B志士村井政礼先生殉難秘話
C龍馬血染めの屏風をめぐって
D「国母陛下の御瑞夢」真偽の謎
E古高俊太郎あて志士書簡発見
F龍馬怨念の墨痕ー百二十八番目の手紙
G続秋風随想三〇話
H再録「龍馬暗殺」現場検証
I完結「龍馬殉難西尾史観」。

B5判 112頁 1000円(送料無料)

ご希望の方は、大阪龍馬会へ申込み下さい。
●龍馬殉難西尾史観●